Footloose

病院では最初に看護師による問診ets・・・
最後に
「リーチちゃんは恐がりですか。」
私「はい。かなりの恐がりです。」
看護師「咬みますか。」
私「今まで先生に噛み付いたことはありませんけど、恐怖から咬むような行動をとるかも知れません。」
看護師（笑顔で）「わかりました。」

しばらくして、「リーチちゃ〜ん、診察室へ。」
リーチは診察台の上に乗ると同時に、革製の口輪を着けられる。
私はさっきの問診でかなりの恐がりって言ったのに！
恐がりの子にいきなり口輪って！
あの質問は自分達の安全の為なの！？

不信感がつのります。

リーチは初めての病院での診察で、初めての口輪で、恐怖からでしょう、
暴れます。
口輪で開かない口から泡が吹き出てきます。
私は先生に「この口からの泡、大丈夫ですか？」
先生「あ〜、でもこれしてないと診察できないですから」
リーチの口からの泡は血になりました。
私「可哀想です。もういいですから口輪を取ってください。」
先生「そうだね口の中切ってるね。診察はやめましょう。」

先生「炎症止めの目薬を出そうと思いますけど、お母さん目薬させませんよね？」
私「させます。」
先生「え？！させるんですか？！」
（お前、獣医の免許持ってんの？！）
私「はい。」
先生「じゃぁ、目薬出しておきますね。」
私「目薬、３日程さして良くならなければ、また連れてくるんですか。」
先生「いや、私、この子の診察、これ以上出来ませんから。」
私「・・・・・・・・・・？？？？」

え＝＝＝、診察拒否されたよぉーーーーー！！！！

リーチは何にもしてないのに！

お前、それでも獣医かよ！！

お前のおかけでリーチんは益々病院嫌いだよ！

地方の格差は獣医にまで！
評判が良いから来たのにー！

ありえねぇ＝＝＝＝！

いいえ、こんな仕打ちを私のリーチが受けて、私、このままにはしておけません。

ごめんよ、リーチん。
可愛いいリーチ。
たかがお目目しょぼしょぼで、あんな恐い思いさせちゃって。
ママを許せ。
カタは付けちゃる。

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